臨床試験の許可がおりました(^^♪
昨日は診察の日でした。
昨年8月の経過監査での診察 エコーにてしこりが少し大きくなったとのことで、指針生検となり、そこから1年が経ちました。
振り返ってみると、指針生検からガンの告知…術前検査多数…そして手術…放射線…ホルモン治療中…そして現在に至る。
濃厚な1年でした。
手術が終わり退院し約1か月間は、経過を見るため 週1での通院。
私は傷が落ち着き、放射線に入る頃から、変形についてとても悩むようになりました。(過去のブログにもその気持ちは結構載せています)
私は、乳房温存手術です。
幸い取った部分も少しのようです、
現在、切った傷は随分目立たなくなりました、が、やはり形は変わりました。
今年の2月の頭、放射線治療に入るあたりから、「形を整えたい…」と、主治医の先生に相談するも、私が通院している病院は乳房再建に関しいまいち消極的…
先に 放射線に行ってください…とのことでした。
悩む乙女心の私は
他の病院の再建レベルについても色々調べ、受診したり…3月に銀座で行われたNPO法人エンパワリング ブレストキャンサー(E-BeC)さん主催の乳房再建に関するセミナーに参加したりしていました。
再建に力をいれている他病院の受診では、この手術の方法や治療経緯に関しボロクソ言われ、がんの告知を受けた日よりも撃沈して帰宅しました。
どんなに再建技術が優れていても、患者をこんなに撃沈する病院には2度と行きたくないとその病院はやめました。
同じ大学の付属病院で紹介状を持って行ったのに、お互いライバルなんだと 不信感を抱いた一件でしたね(>_<)
そうこう悩む日々の中、主治医の先生より「今年中に、幹細胞注入の臨床試験を始める予定です」と告知がありました。(2月中旬ごろ)
やはり再建に関しては、経験豊富なドクターがいる病院が良いと思います、だけど、そのような病院に行っても確実に成功するかは不明…遠い病院へ行くのにもお金がかかるしどんな先生かしら…などなど、不安は沢山ありました。
今の病院は家からとても近いので通院しやすい、きれい、大きい…そして先生が好き💛ということで、(と言っても、再建は担当科が形成外科になり、変わるのでそちらの先生は面識ありませんが…)
「○○先生を信じて、その臨床試験の許可が出るのを待っています💛」ということにしました。
そして、昨日、私が診察室に入ると主治医の先生がすぐに握手を求めてきてくれて
「許可がおりましたよ(^^v」
ヤッターーー(^^♪」と私。
脂肪幹細胞注入の臨床試験が開始できることになったのです。
お腹から脂肪を取って その脂肪から幹細胞を抜き出し、凹んだ部分に注入するといった手術です。
脂肪よりも生着率が高く、身体への負担も少ない…というのがメリットです。
この臨床試験を受けられるにはいくつかの条件があります。
その中で『術後1年以上経過の事』だけが私はまだクリアできません。
昨年の11月30日に手術をしたのでもう少しです。
教授は『約束をしてたでしょ、待っていますから大丈夫ですよ』と。
とてもありがたくうれしいです言葉でした。
先に形成外科に予約を入れて頂きました
まずは診察を受けてその後色々検査…
そうこうしているうちに12月…
臨床試験と、人に対して行う医学研究…いわゆる実験台…
不安はありますけど、病院の皆さんがいい人ですし、なんでかわかりませんがとても好きな病院なので、挑戦してみたいと思います。
ひとまず、先が見えるようになって良かった(^^♪
この臨床試験の状況も今後アップしていきたいと思います。